時間の経過とともに、当鉄道から除籍された車両も増えました。その原因は大きく分けて三つあります。
 まずその1はタイフォンカバーやライトの形状が実際に四国を走ってる車両と模型が異なっていても、基本的に少々のことは気にならず、それなりに見えれば満足しているの管理人なのですが、新製品の発売に際し従来品の相違点を違いをアピールされると、やたら気になりだして結局買い替えてしまい、従来品が不要になるケースです。
 次に完成品が発売されていないため、ヘタがヘタなりに頑張って改造や塗装変更したものの、後日、完成品が発売され、見劣りする改造品が除籍となるケース、そして最後が社宅住まいの管理人にとってレイアウトや車両保管スペースの確保の必要性から除籍となるケースです。
 いずれもその時々には思い入れがあった車両ですので、記念に残しておきたいと思います。

 機 関 車
 DD13形【TOMIX 旧製品】
 昭和52年に導入した「TOMY ナインスケール」のDD13形です。
 鉄道模型復帰後、車籍が復活しましたが、走行中にモーターから発煙(?)し、廃
車されました。
 なお、静態保存を企図して車両自体は保管されておりますが、過日の長期間の雑な
保管中に車体のゆがみが発生しており、復活の目途は立っておりません。

 DD54形【TOMIX】
 四国を走っていた車両を中心に車両の導入を図っている当鉄道ですが、車種が少な
いことに寂しさを覚え、平成16年にジャンクで購入した製品です。車両の一部塗装
修正及びスミ入れ、ウェザリング等を実験的に行った車両です。
 四国を走っていたディーゼル機関車の発売が続いた折に運用から離脱、その後、譲
渡されました。

 DE10形【KATO 旧製品】
 鉄道模型復帰時には品薄となっていた製品ですが、かろうじて2両が導入されまし
た。
 その後のKATOからの現行品の発売により運用を離脱、その後、売却されまし
た。

 DE10形【TOMIX 旧製品】
 鉄道模型復帰時にはTOMIX製品も品薄状態の中、3両が導入されていました
が、その後のKATOからの現行品の発売により運用を離脱、その後、売却されまし
た。
 なお、アイランドエクスプレス牽引用に塗装変更のため塗装剥離された車両が残っ
ておりますので、いずれの折にか復活するかもしれません・・・。

 C58形【KATO】
 マイクロエースから「C58−295 小松島区集煙装置」の発売がアナウンスさ
れたことやKATOから新型動力を用いた縮尺に従った蒸気機関車の発売が続いてい
ることから、今後は出番がなかろうということで売却されました。

 EF651000形【TOMIX】
 当鉄道にもブルトレを・・・などと思い、電源車が不要で客車数を稼げる14系寝
台車を導入した折、とりあえず、それにあわせて購入したTOMIXの旧製品です。
 その後続々と現行品が導入されたことを受け、譲渡されました。

 気動車(特急形)
 キハ181系(国鉄色)【TOMIX】
 TOMIXのロングセラーですが、KATOからの発売により置き換えが進み廃車
となりました。
 なお、廃車後,四国色への改造を開始しましたが、未だ完成を見ません・・・。

 キハ181系(JR四国色)【TOMIX】
 2018年のリニューアル品発売に際して、当初予定がなかったものの結局、リニ
ューアル品に置き換えられることになり、旧製品は売却されました。

 名鉄8000系【マイクロエース】
 2000系等の導入が始まる以前に優等列車たる気動車が少ないと思っていた折に
中間車1両を含む3両を中古のセットバラし品で購入したのですが、特に活躍する機
会もなく、売却されました。

 気動車(急行形)
 キハ58系【KATO 旧製品】
 模型復帰時、キハ58系はお安いKATO製品で増備が進められたものの、その後
はTOMIX製品での増備に切り替えられ、早い段階で廃車が発生しました。
 しかしながら現在でもキロ28形の一部がTOMIX製品に交じり運用されている
ほか、動力部等がキハ55系等に転用されて使用されています。

 キハ65形【KATO 旧製品改造】
 KATO製品のキハ58系の中にあって、キハ65形はTNカプラーに換装の上、
中間封じ込めで平成29年までTOMIX編成の中で残っておりましたが、その後、
TOMIX製品が増備され、廃車されました。

 キハ91系【マイクロエース】
 名鉄8000系同様、優等列車たる気動車が少ないと思っていた折に2両のみ中古
のセットバラし品を購入したのですが、特に活躍する機会もなく、売却されました。

 キハ58形+キハ65形(四国通勤改造形)【KATO旧製品 改造】
 廃車となったKATOのキハ58系急行色の一部は屋根部水タンク部分の改造を受
け、四国色の通勤用車両に改造されましたが、TOMIX製品からの改造車の導入に
より廃車されました。

 キハ58形+キハ65形(四国試験色もどき)【KATO旧製品 改造】
 廃車となったKATOのキハ58系急行色のうち2両は試験塗装車となりました
が、TOMIX製品の増備が進む中でこちらも廃車されました。 なお、前面の黄色
塗装部分は管理人の好みで入っていません。

 キハ58系(四国色)【TOMIX 旧製品】
 キハ58系JR四国色はTOMIXの「よしの川セット」での増備が図られ、最終
的に4セットが導入されましたが、平成30年の新たな四国色シリーズの発売に伴
い、2019年3月までに全車が売却されました。

 キハ58系(四国色通勤改造形)【TOMIX旧製品 改造】
 一部のキハ58系JR四国色は通勤改造車に改造されていましたが、平成30年の
新たな四国色シリーズの発売の折、急行形に併せて売却されました。

 気動車(一般形)
 キハ10形【津川洋行 改造・塗替】
 鉄道模型復帰当時、バス窓の気動車が所属していなかったため、首都圏色の製品を
塗替え、カプラー交換の上運用していましたが、TOMIXからのキハ17系の発売
により運用から撤退、その後廃車されました。

 キハ20形(首都圏色)【KATO改造】
 当鉄道に所属したKATO製のキハ20系車両のうち、TNカプラー化、色入れ、
ピタ窓取り付け等の改造がなされていたた車両です。
  TOMIX製キハ20系の導入により運用が消滅し、その後、譲渡されました。
 なお、一般色車両は一部が保存車となっています。

 キハ35形(一般色)【TOMIX】
 KATO製品発売前に運用されていたTOMIXのブラス製品で、セットは一般色
のほか900番台が同封されていました。KATO製品の導入により運用を離脱、そ
の後、売却されました。

 キハ35形(首都圏色)【TOMIX】
 一般色同様、TOMIXのブラス製品です。こちらも1セット4両を導入していま
したが、KATOからの一般色の発売を受け、いずれ首都圏色も・・ということで運
用を離脱、その後、一般色と同時に売却されました。

 キハ45形(一般色)【グリーンマックス】
 鉄道模型復帰当時に導入された形式です。TOMIXからの同形式の発売により売
却されました。

 キハ45形(首都圏色)【グリーンマックス】
 一般色からの塗替え品です。
 鉄道模型復帰当時に導入されたもので、TOMIXからの同色が発売された折に廃
車されました。

 キハ45形(四国色)【グリーンマックス塗替】
 首都圏色からの塗替え品です。
 TOMIXに先立ちマイクロエースから同色が発売された折に廃車されました。

 キハ40系(一般色)【KATO】
 TOMIXからキハ40系が発売される以前、当鉄道ではKATO及び永大での増
備が進められていましたが保存車になった永大車を除くKATO車は、TOMIX製
品発売後順次運用を離脱、その後、売却されました。TOMIX製品発売後に発売さ
れたキハ47形0番台車も一時は所属していましたが、他車同様売却されました。
 なお、永大製品は保存車となっています。

 キハ47形(四国色)【永大/KATO塗替】
 永大のキハ47形0番台とKATOのキハ47形1000番台を四国色に2編成
(4両)塗替えた上で運用に充てていましたが、マイクロエース及びTOMIXから
の四国色発売により、すべて廃車されました。

 電 車
 381系【TOMIX】
 瀬戸大橋線開業当時、「マリンやくも」として出雲市から高松まで乗り入れていた
実績があったことから、四国に乗り入れる車両の導入をすすめていた折に導入されま
したが、その後の運用車両の見直しにより運用を離脱し売却されました。

 211系/213系スーパーサルーンゆめじ【マイクロエース】
 四国に乗り入れる車両の導入をすすめていた折に導入されましたが、その後の運用
車両の見直しにより運用を離脱し売却されました。

 115系(湘南色塗装)【TOMIX】
 四国に乗り入れる車両の導入をすすめていた折に導入されましたが、その後の運用
車両の見直しにより運用を離脱し売却されました。

 115系(こんぴら号)【マイクロエース】
 四国に乗り入れる車両の導入をすすめていた折に導入されましたが、その後の運用
車両の見直しにより運用を離脱し売却されました。

 客  車
 14系寝台車【TOMIX】
 四国への乗り入れを果たした24系25形の寝台特急「瀬戸」を編成する製品が発
売される前に寝台特急の導入を目論んだ際、14系が電源車を必要としないため客車
両数が伸びることから小さなレイアウト向きと判断し導入しました。
 その後の24系25形の増備により、運用を離脱し、その後売却されました。

 50系客車【TOMIX】
 当鉄道の50系客車は、当初、TOMIX製品で導入され、ドア等への色入れのほ
かオハフ50形は製品と反対側の尾灯の点灯化等を施しましたが、その後のKATO
製品の導入により、譲渡されました。

 旧形客車【KATO・TOMIX・GM】
 初期にはGMキット、その後、KATO製(旧製品)など、気ままな収集が続いて
おりましたが、いずれの頃からか現在のラインナップに集約され、一部を除き、廃車
されました。







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