キハ10系
【20210101修正】
 キハ10系気動車(キハ10〜12・16〜18形/キロハ18形)は昭和28年に登場した、量産形気動車としては初めて液体式変速機を実用化し、複数車両の総括制御を可能とした形式です。昭和48年には廃車が始まり、昭和60年ころには姿を消しました。
 四国にも片運転台車のキハ1618形のほか、キハ17形が多数投入され、当初は準急列車に使用されましたが、キハ55系気動車の投入に伴い、キハ20系気動車等ともに、主に普通列車に使用されました。
 一方キハユニ15形は電気式気動車であるキハ09形などを改造した車両で、四国では徳島に5/12が配置され昭和50年まで使用されていました。末期には四国オリジナルの格子状の全面補強がなされていました。

 TOMIXの単品キハ11形、キハ16形及びキハ17形のほかTOMYTEC
のキユニ15形を保有、運用しています。
 ふだんは普通列車に使用されるキハ20系の増結又は予備車として運用されてい
ますが、キハ11形及び17形についてはM車・T車を保有しているので、キハ1
0系のみの編成も可能となっています。
 なお、キハユニ15形は本来は旧形気動車に分類されるべき車両ですが、当鉄道
ではキハ17系とともに運用されておりますので、便宜上、キハ10系に掲載して
います。
キハ11形(TOMIX)
[1両]
キハ16形(TOMIX)
[1両]
キハ17形(TOMIX)
[2両]
キハユニ15形(TOMIX)
[1両]
 キハ20系
【20210101修正】
 キハ20系気動車ははキハ10系気動車をベースに昭和32年から製造された形式で、昭和40年までに1100両以上が製造された形式です。10系客車製造のノウハウを取り入れた準急用のキハ55系気動車の設計を基本にキハ10系気動車を拡大した一般形気動車として製造されました。
 国鉄民営化後も一部の車両が新会社に引き継がれましたが、現在ではすべて廃車となっています。
 四国でもキハ20、25、52形が配置され、主に普通列車に使用されていましたが、繁忙期には、急行列車の増結車として使用される姿を見ることができました。
 キハ20系(一般色塗装)
【20210101修正】
 当鉄道では、当初はKATO製キハ20系で増備が進められましたが、TOMIX
からの同系列発売後は同社のキハ20、25形に置き換えられました。なお、キハ5
2形は本来、四国には0番台が配置されており完成品が未発売のところ、KATO製
キハ52形100番台2両及びKATO製キハ20形を切り継いだ2両を導入してい
ますが0番台車は再改造のため第2種保留車となっています。
 現在キハ20形5両、キハ25形1両及びキハ52形100番台の計8両が普通列
車の主力として運用されています。 
キハ20形(TOMIX)
[5両]
キハ25形(TOMIX)
[1両]
キハ52100形(KATO)
[2両]

 キハ20系(首都圏色塗装)
【20210101修正】
 四国のキハ20系も昭和50年代に入ると、徐々に首都圏色への塗装変更が進めら
れました。
 当鉄道ではTOMIX製キハ20形とKATO製キハ52形100番台各1両を運
用しています。
キハ20形(TOMIX)
[1両]
キハ52100形(KATO)
[1両]

 キハ20系(JR四国色塗装)
【20210101修正】
 キハ20系のうち国鉄分割民営化に際しJR四国へ引き継がれた車両は、瀬戸大橋
開業後、順次、JR四国色へ塗装変更が進められました。
 当鉄道ではJR四国色車2両を運用していますが、いずれもTOMIX製の導入に
伴い余剰なったKATO製キハ20形を塗り替えたのみのもので、窓枠のユニット窓
化等は改造技量未熟のため見送られています。
 キハ30系
【20210101修正】
 キハ30系気動車は昭和30年代に大都市近郊の非電化通勤路線向けとして開発されたロングシートの車輛で、外吊式の両開きドアが特色です。昭和41年までに413両が製造されましたが、大都市近郊の路線が軒並み電化されたことや、転用先ローカル線での長距離運用に不向きな設備が災いし、昭和60年ころから急速に廃車が進みました。
 四国では徳島気動車区に配置されていましたが、他区所のように同形式を連ねた通勤列車として運転されることはなく、クロスシート車と組んで運転される機会が多かったようです。
 キハ30系(一般色塗装)
【20210101修正】
 当鉄道のキハ30系は当初TOMIX製のブラス製品で運用されていましたが、K
ATO製の発売に伴い、全車が置き換えられています。
 なお、キハ35形は四国では2両のみの配置でしたが、小さいころ、川越線のキハ
30系一般色を見て育った管理人の好みで4両が所属しています。
キハ30形(KATO)
[1両]
キハ35形(KATO)
[4両]

 キハ30系(首都圏色塗装)
【20210101修正】
 四国のキハ30系も昭和50年代に入ると、徐々に首都圏色へ塗装変更が進められ
ました。
 当鉄道ではキハ30形1両、キハ35形2両を運用しています。
キハ30形(KATO)
[1両]
キハ35形(KATO)
[2両]

 キハ30系(JR四国色塗装)
【20210101修正】
 四国では国鉄分割民営化に際して、キハ30、キハ35形各2両がJR四国に継承
されましたが、キハ30形のみがJR四国色に塗装変更されました。
 これにあわせ、当鉄道ではKATO製首都圏色塗装のキハ30形2両を塗装変更し
運用しています。
 キハ45形
【20210101修正】
 キハ45形気動車は昭和42年から昭和44年の間に製造された両開きドアを持つ近郊型気動車で、キハ20系気動車の後継車として製造された形式です。
 しかしながらこの時期には電化の進捗に加えて旧形気動車の置き換え替えが終了していたことなどから、気動車の所要数がほぼ充足されていたこともあり、製造数は179両にとどまりました。
 四国にはキハ45系気動車のうち、エンジン1台搭載の片運転台式のキハ45形が徳島気動車区に集中配置されていましたが、国鉄末期には一部が松山運転所に転籍しました。
 キハ45形(一般色塗装)
【20210101修正】
 平成25年TOMIXからの「92179 キハ45形ディーゼルカー」発売に際
し、同製品を1編成2両導入しました。
 なお、これに伴い、それまで当鉄道で活躍していたグリーンマックス製の塗装済キ
ットの組立品2両は廃車となりました。

 キハ45形(首都圏色塗装)
【20210101修正】
 四国のキハ45形も国鉄末期には首都圏色に塗り替えられました。
 平成29年、TOMIXからの「98032 キハ45形ディーゼルカー(首都圏
色)」発売に際し、従来から運用していたグリーンマックス製組立品をこれに置き換え
ました。

 キハ45形(JR四国色塗装)
【20210101修正】
 国鉄分割民営化に際し、JR四国に継承されたキハ45形は瀬戸大橋開通後、順
次、JR四国色に塗装変更されました。
 当鉄道ではグリーンマックス製組立品を塗り替えた上で運用していましたが、平成
25年マイクロエースからの「A2572 キハ45JR四国色」によりこれに置き
換えられました。
 平成28年、TOMIXからの「98016 キハ45形ディーゼルカー(JR四国
色)」発売に際し、これを増備しました。 
キハ45形(TOMIX)
[2両]
キハ45形(マイクロエース)
[4両]
 キハ40系
【20210101修正】
 キハ40系気動車は昭和52年に登場した形式で昭和55年までに888両が製造され、全国の非電化路線に投入されました。電車に近い車体構造の大型気動車で、客室設備の改善や走行機器の刷新なども図られており、現在でもJR各社で使用されています。
 四国には当初、暖地用のキハ40形2000番台及びキハ47形0番台、同1000番台が配置されていましたが、国鉄末期には、寒冷地用のキハ47形500番台及び1500番台も新たに新潟地区から転属をしてきました。
 キハ40系(首都圏色塗装)
【20210101修正】
 当初、KATO製品及び永大製品が配置されていた当鉄道もTOMIX製品の発売
に伴い、同製品での増備が進められ、現在ではTOMIX製品のキハ47形4両及びキ
ハ40形2両が運用されています。
 なお、一時所属をしていたTOMIX製品のキハ47形500番台及び1500番
台は廃車となりました。
キハ402000形(TOMIX)
[2両]
キハ470形(TOMIX)
[2両]
キハ471000形(TOMIX)
[2両]

 キハ40系(JR四国色塗装)
【20210228修正】
 四国に配置されていたキハ40系は国鉄分割民営化に際して全車がJR四国に引き
継がれ、その後、JR四国色への塗装変更、冷房化等が実施されるとともに、キハ4
0形はワンマン化工事が実施されました。
 当鉄道のキハ47形JR四国色はマイクロエースの「A0702 キハ47形JR
四国色タイプ」1セットとTOMIXのキハ47形4両及びキハ40形4両の計12
両です。
キハ402000形(TOMIX)
[4両]
キハ470形(TOMIX)
[2両]
キハ471000形(TOMIX)
[2両]
キハ470形(TOMIX)
[2両]
キハ471000形(TOMIX)
[1両]
キハ471500形(TOMIX)
[1両]






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